2015年07月

2015年07月31日

……さて、過去編のオチも綺麗についたところで(実際は物凄い展開を端折っている無理矢理感あふれるものなわけですが)、残り3話(予定)を使って、いよいよ元帥とジャンヌたんをブログに登場するバカップルに仕上げていくプロセスに入ります。



もう文字数がトータルで15000文字を超えている=平均的な文庫本1冊分の文章量を軽くオーバーしてしまっているので、まだまだ書き足りない部分も多いですが、さすがにいい加減オチをつけたいと思います。

……この二人のネタを本気で丁寧に書こうとすると恐ろしい事になるという事が、実際に書いてみてよく分かりました。キャラが濃過ぎるんだもん。



今回は元帥の回想形式という事で、描写に制約が入る部分が多かった為、一段落したら三人称形式で完全版の『百年戦争編』を書けたらいいなぁと夢想中。本編中でリッシュモンさんの活躍は殆ど書けませんでしたし。(※実際はこの人1人で他のキャラの5人分ぐらいの活躍をするハイスペックキャラです)

まあ、その前にそろそろルカさん達にも出番を与えてやらないとまずいわけですが。まあ、もっとも存在感がやばいのは『ライバル(笑)』となりつつあるクリス君だけどね……



しかし企画立案からはや3年以上。プレさんをバイクで轢き殺すところから始まるラブコメSSだったはずのネタが、まさかこんなドシリアス長編に化けるとは……小説本編の元帥ではありませんが、何か色々と感慨深いものがありますね。



では以下、今回の更新分に頂いた拍手コメントへのお返事です。

お心当たりのある方は、『続きを読む』からお願い致します。

その他、拍手のみの方、一言コメントをつけて下さった方もありがとうございました。










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(22:08)

2015年07月27日

そんなわけで、週末更新のはずが、ちょっと予定より話が長くなったせいで、本日何とか滑り込み更新の伏線回収回でございます。



■サイト本館【FRONT LINE】連載中の『悠久のレゾナンス』(ジル×ジャンヌ)小説・『還り着く場所』(21)をアップ。



……ちなみに、この回のメインとなる一連の会話シーンも、連載が始まって以降、ずっと書きたくてやきもきしていた部分の一つであります。

連載終盤でようやく『重要キャラだよ』と言い続けてきた、あのお方が登場です。



読んで頂ければ分かりますが、一般に史実では百年戦争という舞台からジャンヌたんと共に途中退場する事になったジル元帥ですが、『ウルカヌスの柩』の世界だと実は……というような内容になっております。



基本的にこちらの連載は、百年戦争における元帥とジャンヌたんの活躍を絡めながら、二人の恋愛模様をメインに綴っていくという趣旨で展開しているので、読者によっては物凄く気になるであろうプレさんとの決着とか、もの凄い勢いでスルーされていますが、それは語ると非常に長くなるので、また別の機会に。



今回で正真正銘、過去編は終了となりますので、後はフツーの男女に戻ったジルさんとジャンヌさんの焦れ焦れさせるにもほどがある恋愛模様をゆるりとお楽しみください。






(22:48)

2015年07月25日

前のエントリーでも書いた通り、主要メンバーにみょうちきりんなニックネームが着く事に定評のある特権エクソシスト様達。



分かる人はすでに分かっているかと思いますが。

プレさんの通り名〈悪辣なる魔導王〉は前半と後半で使用言語が違うちゃんぽん状態になっています。

レクス(王)がラテン語、スレイマン(ソロモン)がアラビア語、という感じ。



そもそも、〈スレイマン〉のラテン語読みが〈ソロモン〉なので、この場合、〈レクス・ソロモン〉で表記するのが正解なんでしょうけど、それだと(個人的に)語感があまりよろしくないので、分かった上で前述のような表記になってます。

つか、基本うちの創作物……特に名詞に関しては語感重視のところがあるので、キャラクター名とか一部を除き本気で作者をして綴りが謎状態です。



(『還り着く場所』については、なんちゃって歴史物なので、概ね登場人物の名前は史実通りで実在するわけですけど、オリジナルキャラのクラウディオ君のファミリーネームである『マウンセル』はやっぱりイタリア語の名前ではありません……一応、英語圏で実在する名前みたいですが……後から知りました←)



ネイティブの人から見ると、多分『山田ゴンザレス』並みに珍妙に思える名前なんでしょうけれど、まあ、少年マンガの世界の話なので、そのあたりはゆるく見て頂けるとありがたいです。












(22:34)

2015年07月20日

そんなわけで表題通り、高らかに元帥殿の鬱回終了宣言を拝聴しながらの更新記録であります。



■サイト本館【FRONT LINE】連載中の『悠久のレゾナンス』(ジル×ジャンヌ)小説・『還り着く場所』(20)をアップ。



……とうとう連載も20話の大台にのりました。例によって終わりそうになくなったので、2クール連載(全24話)はほぼ確定ですね。まあ、きりがいいのでいいや。

(実際の長さは全然2クールでは収まりそうにないけれど)

連休効果の発動で、今週は一挙2話分掲載です。さすがにもういい加減ゴールしたいし。



一応、今回の更新の見どころを上げると、長らく続いていた鬱回が終幕して元帥の逆襲ターンに入るのと、『ウルカヌスの柩』からこの連載を読んでいる方にはお馴染みの某レギュラーキャラの御先祖様が登場していたりして、本編とのリンクを感じさせるあたりでしょうか。



ちなみに、そこそこ名の知れた高位の魔術師になると、もれなく厨二病気味な称号、いわゆる二つ名とかコードネーム的なものがついてくる〈神の御剣〉ですが、一応、歴代の3トップは〈東方の三賢者〉の名を冠するという事になっており、今回名前が出た某キャラの御先祖様はその一つを担っている=プレさんと並ぶ教皇庁最強キャラの一人、となっております。



管理人の世代のオタだとほぼ一般常識と化している〈三賢者〉の名前は次の通り。



・〈黄金の賢者〉メルキオール

・〈乳香の賢者〉バルタザール

・〈没薬の賢者〉カスパール



……一応、カトリックだと上記の3人が鉄板で、これがまた宗派によって微妙に変わっていくみたいです。(それもまた絶妙に厨二病心をくすぐる響きで、個人的にはアルメニア正教会版が凄く好きだったりするんですが)



じゃあ、プレさん(〈悪辣なる魔導王〉……レクス・スレイマン。ようするに『ソロモン王』)は何なのかというと、奴は素行が悪過ぎるので、ルカさん(〈悪鬼羅刹〉……ラクシャーサ。最強厨歓喜のインド産鬼神)と同じいわゆる〈ロストナンバー〉扱いなのですな。



さて、ここで大事なお知らせ。



既にここまでこちらの『還り着く場所』の連載と、それまでの『悠久のレゾナンス』本編、どちらも読んできて下さった方はよくお分かりかと思いますが。



もうこれまでの時点で、いくらかそれまで公開されてきた設定や本編の展開との祖語が生じてきている本連載ですが、今回の更新分でかなりその違いが決定的になりましたので、今後こちらの『還り着く場所』の連載が完結次第、更新停止中の『悠久のレゾナンス』本編を一時オンライン上から下げたいと思います。

故に、事実上『還り着く場所』が『悠久のレゾナンス』本編となります。

(実際はここでもまだ語られていない長大な『プレさん討伐編』や『ルカさんとガチバトル編』がまだまだ残っていますけれど)



そんなこんなで、欝展開も収束しましたので。

次回冒頭で過去編の顛末をさらっと語った後、いよいよシュガーイリュージョンの時間ですよ諸兄方。

もう言ってる本人がどの程度書けるのか(むしろどの程度まで暴走せずにいられるのか)心配ですが、一応、これまでうちのジルジャンヌが好きだと言ってくれた方への(自分を含めた)ご褒美だと思って書いている連載なので、やきもきする二人がブログでのイチャパラカップルに化ける瞬間をどうか見届けてやって下さい。





それでは最後に、前回の第19話に対して頂いていた拍手コメントへのお返事。

お心あたりのある方は、『続きを読む』からお願い致します。






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(22:00)

2015年07月18日

一部の人はお待たせしました。そしてもう一部の人はまだ続きます、ごめんなさいな連載小説最新話、更新です。



■サイト本館【FRONT LINE】連載中の『悠久のレゾナンス』(ジル×ジャンヌ)小説・『還り着く場所』(19)をアップ。



今週末も相変わらず外出予定が入っているわけですが、何とか間に合いました。

中盤の8話ぐらいと比べると小出し感あふれる更新ですが、多分『例のシーン』は長くなると思うので、このあたりはこれくらいのボリュームでコツコツと。



元帥が某鷹の団の頭領を超える勢いで際どい拷問を受け続けている為、ジャンヌさんの精神が今にもへし折れそうですが……大丈夫、現代では横浜でデートしてるから……!(←免罪符)



ところで。

鷹の団と言えば、『元帥がベヘリット(赤)を持っていないのが不思議です』と言われ続けているので、最近、TVアニメ放送時以来、十数年ぶり(……って、え?初放送が1997年だと?もう20年近くまえぢゃないか……年齢バレバレやん……別に隠してもいないけど)にTVアニメ版『ベルセルク』をまともに見たんですが、元帥まじグリフィスですね正直ビビりましたつーかおかげで元帥の声が森川智之さんの声で聞こえてくるんですがどうしてくれるんですか。(←長いよ)



(ちなみに最近公開された劇場版の方ではグリフィス役は櫻井孝宏さんが演じています。こっちはまだ未見)





えーと、実は管理人、当時はあんまり免疫なかったので、アニメ版ベルセルク、あまりのグロさに序盤でリタイヤしていたんですよねー……(今じゃ全然大丈夫ですが)

だからいわゆる序盤のクライマックスである『黄金時代(過去)編』の『蝕』関連シーンは、あらすじバレで知識としては一通り知ってはいたんですが、お話をきちんと通して見るのは初めてだったので……結構衝撃的でした。

(深夜放送だったとはいえ、ここまで際どいシーンをTVアニメでやっちゃったのは凄いよ……今じゃ多分アウトだよ……いい時代だったんだな……ホント)



つーか割と見た目のイメージ自体が深刻に被(ry

……無意識のうちに刷り込まれてたんだろうか……正直見た目の参考イメージにしたのは全然別のキャラだったりするんだけど……(※断じてドラクロワ卿ではない。むしろドラっち自体が影響を受けているのがグリフィスの気がする)



ただ、あれだよね。

元帥がグリフィスぐらいオシオシで目的の為に色々割り切れる策謀家の性格をしていたら、『悠久のレゾナンス』のストーリーは始まることなく終わっていた気がする……よ。

当然ジャンヌたんと恋仲になる事もなく。

そうなると逆にアランソンさん大勝利か。公爵的にはその方が美味しかったのかも。



元帥の場合はむしろ『君、天下とれるよ……!ヨーロッパの魔王になれるよ……!大勝利だよ』とおいでおいでされているのに、『いや……自分、好きな女の子と出来る限り穏やかな余生を過ごします……普通の男の子になりたいです』とか言っちゃうキャラだからな……

基本、うちの主人公ズはあんまり出世欲みたいなものは無い感じですが……中でも元帥の場合は群れを抜いている感じがします。元帥なのに。



閑話休題。



さて、小説自体の内容はまだプレさんが調子づいていて相変わらず暗い感じですが、次の回あたりから希望の光が見えてくるはずなので、作者と共にいましばし耐え忍んで下さい。



次の次あたりで鬱憤を晴らすかのように弾けまくる金平糖まつり……!になる!はず!(←)






(21:49)