2013年01月

2013年01月31日

史河:暦上の春は近いですが、いよいよ寒さも本格的になってきて、受験シーズンも本番。そんな今日この頃にサイト内外を問わず天才と名高いジルさんに質問です。

ジル:天才かどうかはさておいて、私で答えられる内容であればなんなりと。



史河:ジルさんは語学がとてもお得意だとか。

ジル:どちらかといえばそうなるかな。

史河:僕は英語が苦手です。攻略の為の裏ワザ的コツはないでしょうか。

ジル:ああ、それなら簡単だ(にこり)。ラテン語を覚えてしまえばいいのだよ。

史河:ラテン語……ですか(汗)

ジル:そうそう。今日、ヨーロッパで使われている言語でラテン語の影響を受けていないものは殆どないからね。

史河:はあ……

ジル:ラテン語さえマスターしてしまえば、英語はもちろん、努力次第でフランス語もイタリア語もすぐに使えるようになるよ。

なんなら、私でよければ手解きしようか?(にこにこ)

史河:……あ……いや……お気持ちだけで結構です……ありがとうございました……(ぺこり)



(帰宅後)

史河:ごめん……ハイレベル過ぎて全然参考にならなかった……(涙)君の言う通り、地道に努力するよ……

テルゼ:(ぽんぽんと肩を叩いて)だから言ったろう……書いて覚える事すら満足に叶わなかった時代の天才と君じゃ次元が違い過ぎてお話にすらならないって……



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サイト一の天才(※神のぞく)とサイト一の凡才を組ませてみた。

最近殿下やエリィとの絡みが多い関係で『ですます』口調のイメージが強い元帥ですが、あくまで相手が自分より『格上』であるから敬語を使っているだけであって、部下や年少者に対しては相応にフランクなしゃべり方になります。



それにしても。識字率がとんでもなく低かった時代に、ラテン語ペラペラで自分が翻訳した本を綺麗に装丁して持ち歩いていたぐらいだから(※学者ではなく、本職はあくまでも軍人です)、恐ろしく頭が切れたんだろうなー、というのは分かっていたつもりですが。



当時のヨーロッパはまだ印刷の技術が伝わっておらず、書籍自体がとても貴重だったのはもちろんの事、そもそも文章を記す為の『紙』を作る技術が伝わったばかりのところ。それはそれは高価でおいそれと入手出来るものではなかったので、本を作るのに使われたのはもっぱら『魔道書』のイメージにあるような、羊皮紙だったようです。

当然、羊皮紙も『皮』ですから、一頭から採取出来る枚数は限られていて貴重なもの。本一冊は今では考えられないほどの価値があるもので、大学の書庫等において、それらの『財産』は厳重に管理され、持ち出し禁止になっていたものも多かったとか。



結果として、当時、『読書』というのはもっぱら『音読』を指していて、学問というのは、基本、『読んで暗記』し、『口述』ないし『討論』して身に着けるものだった模様。



……えーと……

……あのクソ難しいラテン語を……(←聖書の原文を理解したくて、その手のサイトを少し覗きに行った事があったが、あまりの難解さに挫折。

ちなみに余談ではありますが、ヴァティカンの公用語は今でもイタリア語とラテン語だったりする。つまりルカさんもラテン語はマスター済)

……基本、『読んだ』だけで覚えたのか、この人……(遠い目)

(そりゃお金持ちだから、それなりに『書く』方にも投資出来たろうけどさ……ぶっちゃけ、フランス語自体だって英語より難しいんだぜ、文法……)



そんな事実を最近、改めて知るに至り、「基本、マニュアルさえあれば、なんでも使いこなせる(多分MSとかにも余裕で乗れる)」「ヨーロッパ言語を全てマスターした後、更には日本語、最近に至っては手慰みに『孫子』を漢文で読み始めた」という割とむちゃぶりだと思っていた設定も、案外フツーに行けそうな感じだな……とわかって、感動するやら呆れるやら。

こんな出来るイケメンがどうしてああなった。



いやはや、中世の天才をちょっと舐めてました、サーセン。

元帥マジリアルキスク……




(21:03)

2013年01月28日

数年ぶりだと思われるインフルエンザ、なう。

みなさんもくれぐれもお気をつけて。


(18:08)

2013年01月19日

近々、サイトの住所変更だけでもしてしまおうかな~と考え中。

理想としては改装と同時にお引越しもしたかったのですが、現実はなかなか難しそうな感じなので。



また、更新の負担を軽減するのに、サイト全体のブログ化も検討したのですが、テンプレートを必死こいてカスタマイズしても、サービス側の仕様変更の都度、不具合を修正するのもしんどいですし(別館を置いているfc2ブログは、これで費やしたすべての努力が水の泡に……)、しばらく放置しておくとトップに広告が入るのも、更新を急かされているようで、『更新回数よりもオフ時代のように質を重視していこう』という今年のテーマにはそぐわないなぁ、と思い、やはりシンプルな形でサイトを残していく方向に決めました。



あとの課題はオフへの復帰と、『悠久のレゾナンス』の処遇についてだな……


(22:11)

2013年01月15日

ひいきにしていた百円ショップ(ダイソーではない)が近々閉店すると知って、ショックを隠し切れない管理人です。こんばんは。

お客さんもそこそこ入っていて、近所のダイソーとの住み分けも出来ていたと思うんだけどなー……残念。



これから私は『たらみのどっさりゼリーシリーズ』をどこで買い占めればいいんや……(←)



メッセージありがとうございます。

以下、例によってお返事。お心当たりのある方は、『続きを読む』から確認をお願い致します。




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(20:38)

2013年01月14日



■トップイラスト更新。創作『エンペラーズ・ハイ』・創作『ウルカヌスの柩』より、ダレフとルカシュ。

■前トップイラスト(創作『悠久のレゾナンス』よりジルジャンヌ)を『ウルカヌスの柩』展示室へ収納。



長らくフランス最強のチートカップルに頑張ってもらっていたサイトの表玄関ですが、年も変わったので何年かぶりに描きおろした二人のイラストに交代です。

(画像は文字入れ前の原画です)



ちなみにこちら、原画はお世話になっている方にプレゼントする予定になっておりまして、リクエストで指定してもらった時には、ナチュラルに『接点のない組み合わせ』だと思っていました。

……が、よくよく考えたら、『(『ウルカヌス』『エンハイ』それぞれの)主人公・チームA〈愛に殉じる組〉』でしたね……この二人。立派に接点あるじゃん……(汗)

あと戦い方が撲殺系なあたりも。あかん。すっかり設定を忘れてる……



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今回のイラストは実は地味に手間のかかったつくりになっておりまして、その模様を以下、簡単にメイキング集として掲載します。



興味のある方は『続きを読む』からどうぞ。






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(17:18)

2013年01月13日



ひょっとしたら、もとい、ひょっとしなくても、ピー年ぶりになるかもしれない(汗)、ルカさんの一部。



正面顔を描こうとすると途端にあやしくなるデッサンですが、今後の課題という事で、今回はこだわり過ぎずにあえてスルー(←)

実際のイラストは、仕上げの段階で画面にもう一人別に入ってきます。



返信不要のメッセージありがとうございました。励みにになります……!


(21:51)

2013年01月12日

今回もまたA4版×2で線画を起こすところからスタート。



……もう人物を複数画面に入れる時、B5版で収められる自信がない……OTL

マンガを描いてた頃は、コマあたり4人以上余裕で入れていたのに(汗)。量をこなさないとやっぱり技術って劣化するよなー……




(23:44)

2013年01月07日



写真は冬コミでゲットしてきた戦利品の一部。

これまではオタ度マックスかつ腐女子濃度高めな1日目・2日目にしか足を運んだ事がかなったので、まさかコミケでこんな万人受けするファンシーグッズがゲット出来るとは思わなんだ。



コテコテの紙袋とかグッズを持っている人が絶えず行き来している東館方面に対して、西館の一部は、並んでいる商品だけ見ている分は本当に普通のフリーマーケットをやっている感じです。

(他にもシュシュのようなヘアアクセサリーや、ぬいぐるみ、ペーパーウェイトに使えそうな可愛い猫の置物とか、果てはサンリオばりの完成度のキャラグッズ(もちろんオリジナル商品)まで、見ているだけで楽しい作品がたくさんありました)

ただ、時折視界の片隅にコスプレイヤーの方がちらほら混じるので、『ああ、そういえばここはコミケの会場なんだっけ……』と現実を思い出すという(笑)。



とはいえ、東館の方も評論・研究のサークルが集中している一画は、あきらかに1日目・2日目では見かけない毛色の方々や販売物を見物出来て、『コミケはこういうのもありなのか』と、なかなか新鮮でした。



いわゆる『鉄っちゃん』のおじ様達が各地で撮影した列車と風景の写真集を出していたり、見た目にも塾の先生っぽい方が、『マンガで分かる英単語』の本を売っていたり。10代後半~30代前半が集中している1日目・二日目と比べると世代の幅の広さは段違いです。その極致として、どう見ても70代以上の愛想の良い年輩のご婦人が、ちょこんと一人で店番をしているスペースを見かけた時には、もうただただびっくり。



このところネットでしか表現活動やホビー情報に触れる機会がなかったせいで、あまりにも脳内が秋葉原や池袋方面に傾き過ぎていて、CGな萌え絵やお約束でドップリになっていましたから、久々に別の方向からサブカルチャーというものを眺めてみてはっとするものが多々ありました。



……ちなみにメインの戦利品である本に関しては、全てバリバリの男性向&女性向(※成人向)なのでここには掲載出来ません……でも、購入したいずれのサークルさんの作品も、今後の自分の作品作りにおいて凄く良い刺激やヒントを頂けました。



いきなり最大規模のイベントであるコミックマーケットへ進出するのは流石に難しいでしょうが、細々と通常規模のコミックシティあたりからでも、一度サークルとして参加してみたいなぁ……と改めて思いました。



一応、その気になれば、売る物自体は現時点でもすぐにでもそろえられるのですが(周囲からは度々『出店すればいいのに』と言われているし……)、問題はジャンルなんだよな……創作でコミティアに出店するのは、ある意味コミケに出るよりもハードルが高い気がするし。

というか、うちってそもそもジャンルが女性向になるのか男性向になるのか、ファンタジーなのか伝奇なのか、メインターゲットを作者が未だに把握していないという。

『カオスレギオン』は……『富士見ファンタジア』で申請すればいいのか、それともゲーム扱いで『カプコン』になるのか。むしろ今なら『冲方丁』の括りで一般小説系で申請すればいいのか。これまた配置が謎過ぎる。



まあ……あれだ……うだうだ悩む前に、とりあえず一つでも多く小説なりイラストを仕上げよう。話はそれからだ。



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メールでのご意見・ご感想ありがとうございます。

以下、お返事。お心あたりのある方は『続きを読む』から確認をお願い致します。




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(23:43)

2013年01月06日

表題にある通り、本日1月6日は我らが聖女のお誕生日でありますが、例のSSが未だに頓挫したままなので、新しい企画は特に何もありません。ごめんなさい。



とりあえず、やれることからこつこつと。そんな感じの更新履歴。



■創作『エンペラーズ・ハイ』展示室に海老様(サイト『-O-den(おでん)』)からの頂き物イラストを1点アップ。



……管理人自身の描き下ろしイラストの公開はいましばらくお待ちください。(多分もう大丈夫だと思う……多分……)

その代わりと言っちゃあなんですが、頂き物は素晴らしいので是非展示室の方を覗いて行って下さいませ。今このブログで連載している企画の、もとい『エンハイ』の世界観にイメージぴったりの一枚です。

これで代表2作の表紙が出来たから小説サイト的にはもう安泰ですね。



しかし引越しをたくらんでとっくの昔に同人オールオッケーな有料サーバーを借りてきているのに、未だに全然準備が進んでいない……

サイト自体ももう少しスリム化(少なくとも別館と本館を統合)したいんだけどなぁ。


(16:01)

2013年01月03日



 写真はその昔、半ばこれを食べる為だけに京都まで跳んだ『茶寮 都路里』の抹茶パフェ。



 今回は東京駅に隣接している『大丸東京店』で頂いてきました。写真はこの店舗限定メニュー。茶色のアイスは一見コーヒーっぽく見えますが、そこは日本茶専門店のパフェなので、ほうじ茶仕様で大変おいしゅうございました。

 平均的なパフェの倍のお値段(1400円)ですが、それに見合うだけの価値がある一品です。ボリュームがあるのでこれだけでおなか一杯になっちゃうし。

 (午前10時の開店に合わせて来店。買い物が長引いた事もあり、この日のお昼は取りませんでした。)



 東京は汐留にも支店があるようなので、また機会があればそちらの限定メニューもチェックしてみたいです。

 昔、京都の本店に行った時は、店舗が小さかったこともあり、ディズニーランドばりの大行列でしたが、東京の店舗は座席数もそれなりにあるせいか、あるいは行ったタイミングが良かったのか、スムーズに席についてのんびり味わう事が出来ました。



 ただその後、『食べログ』などを読んだ感じ、やはりお茶時にはどの店舗も(京都ほどではないにしろ)それなりに込み合うようなので、待たずにお店に入りたい人は午前中がねらい目かもしれません。



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 先日の予告通り、年があけて三日経ってしまいましたが、年末の東京行脚のレポなど。

 (おおっ!今月は珍しく初日から連続更新が続いている……!)



 今回は約3年ぶり?ぐらいになるかもしれないイベント参加に加え、初の冬コミに挑戦(しかも男性向け中心で混雑で知られる3日目)という事で、色んな意味でワクテカしながらの上京でした。



 これまではイベント当日の朝一に新幹線を使って会場入りし、その日のうちには帰宅、というのが常でしたが、このところ環境やスケジュールに余裕がなくて、体力的にも精神的にも自信がなかったのと、銀座の方で少し買い物がしたかったので、30日のイベント前日から東京入りして一泊後、会場へ現地から向かうという、私にしては贅沢なツアー構成を組みました。



 当初は冬コミに行くかどうか否かで迷っていましたが、結果的にこの一泊が大正解。ほぼ2日間、非日常の世界に身をおけたことで、これまでたまりにたまっていた(主に精神的な)疲れがすっかりリフレッシュ出来ました。転地効果万歳。



 これまで遊びに行ってきた夏コミでもイベント最終日に参加したことはなかったのですが、いやはや、非常に楽しかったです……!



 正直、男性向け中心だと、これまでの伝聞からするに、果たしてどれだけの修羅場に遭遇するものかとビクビクしていたのですが、むしろ1日目、2日目よりも参加者全体の年齢層が高めで、買い物慣れ&販売慣れしている人達が集まっているためか、始終気持ちよく会場各所を見物する事が出来ました。



 私は今回おもに評論・研究のスペースと雑貨やアクセサリーのスペースを回らせてもらったのですが、モノ作りや創作活動といった表現の原点というか、イベントの醍醐味のようなものをひしひしと感じられて、凄く良かったです。

(次回はちゃんとカタログを買って下調べをしてから参加したい)

 特に雑貨類のスペースはお祭りの露店そのもので、色とりどりの作品が綺麗にディスプレイされている様子があまりにも可愛かったので、つい何個もストラップを買ってきてしまいました。

 無駄遣いかもしれないけど……いいんだ……オフセット印刷の同人誌よりも、更にこういうものは『一期一会』のレア商品だから……いいんだ……



 肝心の本はと言うと、結局2サークルさんからしか購入しなかったのですが、『Fate/Zero』のジャンルスペースで、お美しいジャンヌ様(紫セイバー)からジルジャン本を授かるという、非常に嬉しいサプライズにも出会えたので、超満足です。(勇気を出して写真撮らせてもらえばよかった)

 しかもそのサークル様のジルジャン本が、実質ジャンジル状態だったので愉悦過ぎて脳内鼻血が止まりません。やっぱジャンヌ様は小悪魔攻めだよな……!聖女だけど……!!(←)

 今回入手出来たのは『Fate/Zero』版の二人でしたが、『ドリフターズ』版のジルジャン本とかもあったりするのかな。ちょっと気になる。



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 ジャンヌ様と言えば、大晦日の帰宅後、楽天から早々に『Fate/Apocrypha』が届いていたのを確認。

 しかしながら、未だにジャンヌ様が登場している箇所をななめ読みするだけに留まっているので、『Zero』の時のように独立した記事を立てて詳細レビューをすることはなさそうな気配です(汗)。



 正直、『アポクリ』は個人的にジャンヌ様しか興味のあるキャラがいないので……あとは口絵のダーニックさんが『テラデュランダル議長ww』と思ったぐらいか(←)。



 『Zero』の時はプロローグの時点からワクテカ感が半端ない感じだったけど、こちらは『TYPE-MOONエース』のお試し版を読んだ時点で『うーん……』だったし。



 加えてジャンヌ様のキャラ自体も、1巻の時点では割と想定の範囲内というか、良くも悪くもお約束を裏切らない聖女キャラなので、可愛いけど他にヒロインじみたキャラが何人も登場する本作では(初期設定より制作者側のテコ入れがされているらしきモードレッドに、『男の娘』のアストルフォとか)、正統派過ぎてインパクトに欠ける感じ。(『Zero』のアイリスフィールさんは、逆それが一服の清涼剤的な役目を果たしていて、とても良かったんだけどねぇ……キャラそのものというよりも構成上の問題?)

 というか、全4巻構成にしては登場人物が多過ぎて、全体にキャラが散漫な印象なんだよなぁ……『アポクリ』は。『Fate/Zero』以上に読者側に歴史や伝承の予備知識がないと、キャラの掘り下げが間に合わないような気がする。



 一応、第1巻はキャラ紹介で、ジャンヌ様も2巻からが本番らしいけど……化けてくれることを期待します。次は夏か……



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 なにはともあれ、年末はとても精神的に充電出来た+活動の道筋が見えてきた感じなので、2013年は頑張ります。




(17:25)