2009年03月

2009年03月30日

今夜は即行就寝したい気分だったのですが、諸事情あってしばらく起きていなければならなくなったので、適当なところで上野様宅から頂いて参りましたバトンの回答とかしてみます。



『美人だと思うキャラ→殿下』、『カッコイイと思うキャラ→ダレフ』と二人とも好感度の高い項に上げて頂いて光栄です。

特に殿下は、最近シード君相手にアレな発言が目立っていたので、よく『腹黒いと思うキャラ』に挙げられなかったものだなぁと……まだ白いイメージが強くて良かったね!もしかしたらチャコールグレイぐらいには染まりつつあるのかもしれないけれど。



それはさておき、回答です。各項目無理矢理3名までに絞っています。指定が若干偏っていてすみません。



【イメージ?バトン】



■美人だと思うキャラ

シュラク様(@伊月様『ISHIKORO』)、アデリンさん(@榊うな様『Ninth Line』)、ハーヴェスタイン様(@みかづき礼樹様『浪漫硝子』)

……この項該当キャラ多過ぎ。今更ながら3人とか殺生過ぎる。



■可愛いと思うキャラ

リーズフェルトさん(@機壱美夜呼様『フクロウの散歩道』)、フローリアちゃん(@海老様『O-den』)、葵さん(@邑斎美様『夢想の実』)

……この項(ry



■カッコイイと思うキャラ

ルイン様(@龍川ナギ様『re』)、シルクハットさん(@Manorue様『*Pastel Palette*』)、リュートさん(@海老様『O-den』)

……だからこの項(ry。あとリュートお兄様は俺のよ(ry

 

■腹黒いと思うキャラ

ジグムントさん(@蒼牙瓏碧様『Blue Mist』)、イド様(@海老様『O-den』)、グランシス様(@みかづき礼樹様『浪漫硝子』)

……土下座しながらピックアップ。よそ様のキャラをとやかく言う前に、世間一般の基準に照らし合わせると、実のところうちのキャラの8割方がこの項に当てはまってしまう罠。作者の性格が悪いからですね。わかります。

つーか腹芸の出来る政治家系のキャラは、多かれ少なかれこの素養を持つ事になると思うんですが。如何。



■渋いと思うキャラ

ネグロ様(@海老様『O-den』)

……なかなかこの項に当てはまるキャラを創るのって難しいですよね。もうこの方くらいしか思いつかなかった……



■色気のあるキャラ

ジル元帥(@藤乃蘭様『Uma Borboleta Bonita』)、ボス様(@海老様『O-den』)、グランディール様(@みかづき礼樹様『浪漫硝子』)

……代表選手が全員男性キャラとか。感度が微妙な方向に偏っている管理人のアンテナ。



■気苦労が多いと思うキャラ

ジャン=ドーロンさん(@藤乃蘭様『Uma Borboleta Bonita』)、イエルド様(@海老様『O-den』)

……そこ、わざわざ強調しなくていいからね。可哀相だから。



■ウチの子と対戦して下さい!と思うキャラ

ツァイトさん(@伊月様『ISHIKORO』)、ゲルダさん(@海老様『O-den』)、フォーチューンさん(@蒼牙瓏碧様『Blue Mist』)

……左から、『超常能力的な意味で』、『格闘能力的な意味で』、『ノブレス・オブリージュ的な意味で』の代表を挙げさせて頂きました。『アンタのところのキャラとまともにやりあえるのは、それこそ某創作神話の邪神ぐらいだよ』と言われ続けて久しいチート性能キャラばかりですが、この方達あたりならなんとかしてくれそうですね。



■ウチの子と友達になって下さい!と思うキャラ

……なって下さるのならばどなたでも……クセの強い奴等ばかりですが。



■他子様管理人に謝りつつ、バトンをまわしちゃって下さい。

……お持ち帰りされたい方はご自由に。日記のネタが無い時にでもご使用下さい。



以下、拍手お返事。

お心あたりのある方は『続きを読む』からどうぞ。

俺、この記事書き終わったら今度こそ寝るんだ……
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(00:45)

2009年03月29日

……マジで死ぬ5秒前。

パトラッシュ……疲れたろう……僕もとっても眠いんだ……(お迎えフラグ)



例により金曜早朝~土曜深夜の時間帯にかけて、趣味人が運営する雑多な創作サイトとは思えぬ数のお客様にご来訪頂いたようですが、玄関口においてある『タイタニア』の記事が、お笑い未満の寒いネタですいません……私も仕事がバリバリ出来るようになるメガネとか欲しいんだぜ……(アフターリスクとして人格障害を起こすようですが)



それはそうと今月分のブログ更新率は本気で異常ですね。気がついたら1月分を追い抜いて、歴代記録を更新しちゃってるよ(汗)。

……こりゃ相当ストレスたまってるなぁ、私(※このサイトの管理人の近況と、某ドナドナ皇子のステータスは概ねリンクしている場合が多いです)。まあアーカイブを振り返ると、3月はだいたいいつもこんな調子みたいですけど(いい加減成長しろよ)。

衛生兵~衛生兵はいるか~



そんなわけで、恐縮ですが、拍手等のお返事は管理人が回復するまで、今しばらくお待ち頂けるとありがたいです……ぐはっ。




(21:04)

2009年03月27日

(10年くらい前の『世界の頂』)



テルゼ『はぁ……今日の〈営業〉も失敗か……完全に舐められてるよな僕……』

幕僚A『まぁ殿下、そう落ち込まずに』

幕僚B『最初のうちなんてそんなものですよ』

テルゼ『とはいっても……全てが裏目に出てばかりで……このままでは他の公卿方にも見限られてしまうだろう。僕はいいが、皆に迷惑がかかってしまうよ』

幕僚C『殿下は人が良すぎますからね

幕僚A『ただでさえ我々天魔は若く見えるから、余計に相手も強気になるのでしょう……殿下の場合は実際お若いから仕方がないのだが』

幕僚D『しかしそれで腹が立つからと、人間に手を上げるわけにも参りませんし……』

幕僚A『……困ったな』

幕僚C『困りましたね……』

テルゼ『次に滑ったらもうリストラかな……(しょぼーん)』

幕僚B『んー、……どうでしょう、殿下。気分転換も兼ねて髪型でも変えてみたら如何ですか?それだけでも結構印象は変わるものですよ?』

幕僚C『そうですね。前髪を下ろしていると幼く見えるから、オールバックとかにするといいかも

幕僚A『うん、それはいいかもしれない』

テルゼ『……よしわかった。この際だから駄目元で何でもやってみよう』



で、ためしに変えてみた。



幕僚A『……(すげ)……』

幕僚B『……(はぁ)……』

幕僚C『……(化けるものですね)……』

幕僚D『……(っていうか)……』



全員:『……(完全に別人じゃねーかッ!・汗)……』



テルゼ『──思念は明晰に!態度は沈着に!心情は整然と!

政治にて人心を写し、経済にて他国を凌駕し、軍事にて領土を拡げ、文化にて外交を制す──それが偉大なる皇国のあるべき姿!!!

諸卿等はしかと心得て励むよう……それではブリーフィングを始める。よろしいな?



全員:(黙って首をかくかくさせている)



テルゼ『返事ッ!



全員:『イエス!ユア・ハイネスッ!』



テルゼ『わかれば結構。ではさっそくだが、こちらの王国へ出立する為の艦を手配したい……とりあえずコイツを呼び出して来てくれ



(数分後)



シード『……(なんだあの日陰皇子じゃないか)……何の御用でしょうか殿下(不満タラタラ)』

※出会った当初の二人の仲は最悪でした

テルゼ『ほう。(目を細めて)の方が若年とはいえ、上官に対して随分いい態度をしてくれるではないか。少し君には再教育が必要なようだ。ちょっとこっちこい

シード『え……ちょ、待て……』



ばたん。

(部下を置き去りにして奥の間に消える将校2名)



……しばらくお待ち下さい……



テルゼ『……そんなわけで、中佐と相談の結果、これからすぐにでも飛べるようになった(爽やかな笑み)。

あと、いきなりだが、今日から彼は私の副官になってもらう事にした。異議は認めないからな』

シード『なんなりとお命じ下さい。わが君



他全員:『……(一体中で何があったーッ!・汗)……』



それから3日ぐらい後の親王の執務室では。



テルゼ(※髪型を元に戻した)『……さて、仕事が上手くいったみたいなのはいいんだけれど……恥ずかしい事に、それがどういう具合に進行していったのか、ほとんど覚えていないんだよなぁ……』

シード『上手くいったのですから、いいではないですか(にこり)』

テルゼ『……(気がついたら、妙にクェーサー中佐が優しくて気持ち悪いし)……本当に一体なにがあったんだろう……ああ、敬語は使わなくていいからね……ざっくばらんにいこう』



……髪型の変更によって、弱気な主人公(受)から鬼畜な主人公(攻)へと変身できる、アダルトサービスマンラブストーリー。『鬼畜殿下』。



◆◆◆



綾葉『……と、未だに書かれていないお兄様とシード君の出会いを乙女的に補完すると、こんな感じかしら?(にまにま)』

史河『ないない。いくらなんでもこれはない。髪型変えたテルゼが別人臭いのだけは認めるけど』

シード『執務室の奥でどんなスチルを回収するイベントが起こったかが非常に気になるが……あながち大嘘でも無いところが恐ろしいというかなんというか……(汗)』

史河『え?……っていうか『スチル回収』とか何でそんな専門的な用語を知ってるの?シード君……(汗)』



※この物語はフィクションです。



◆◆◆



下の記事にある『魔王』ネタの為に素材を探している最中、うっかり迷い込んでしまった知らなくても良い世界のPVが元ネタ。

ジャケットだけは以前にどこかで見た事があったけれど、これ、同一人物だったのか……

『あばばばテストマイクテスト』(※ニコニコ動画。アカウントがない方はこちら。BLに免疫がない人は閲覧は避けた方が吉)

ちなみにこの曲を使ったMADが何気にオリジナルを上回るカッコよさだったりする。

『日露戦争(OPver.)』(※ニコニコ動画。アカウントがない方は例によってようつべさんへ。こちらはどなたでも見れるかと)



……つーかこのゲーム、キャストを調べたらアリアバート卿が出ていて盛大に噴いたんですが。攻略キャラが5人なだけに、思わずいらん妄想をしてしまったよ……(本当にそんなゲームがあればいいのに……攻略対象キャラの平均年齢が28歳強じゃ、既に『BL(ボーイズ・ラブ』というよりは『ML(メンズ・ラブ)』と言った方が良さそうですが)

あ、文章中での鬼畜モードな殿下の『思考は明晰に──』から始まる口上は、漫画版『シュヴァリエ』でポンパドール夫人が初登場した時のセリフを使ったパロディです。念の為。



こんなアホネタ書いている暇があったら公式の本編を書けよ私。



以下、おまけ。

見たい人だけ『鬼畜殿下』のジャケットをそれっぽくらくがきしてみたブツ。

(たいしたものではありませんが、BL苦手な方は注意)
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(22:37)

2009年03月26日

(その2から数分後)



テルゼ『……おや、意外と時間がかかったね?』

シード『どういうわけか自販機の前に爵位持ちの高官がたむろしていて……これは俺も予想外だった』

テルゼ『ああ、何故だか最近、あのあたりは公卿方のサロンみたいになっているようだからね』

シード『……(んなもん自分等の居住区画でやれよ……というか侍従に茶を入れさせろよ!)……そうか……ん?お前、ひょっとしてわかっていて俺を使いに出したのか?

テルゼ『君もあまり自分で買い物をする事をしないからね。良い社会経験になったろう?(にっこり)』

シード『嫌がらせ以外のなにもんでもないわ!

テルゼ『まあそうカリカリしない。それで肝心の品物は?』

シード『ほら。これだ(缶のおしるこを差し出す)』

テルゼ『………………

シード『言われた通り、白玉入りのものを買ってきたが?』

テルゼ『それはいいけど……なんだってコールドなのさ。おしるこが

シード『俺は銘柄に詳しくなかったのでな。サダルスード公とケルバルライ公に薦められてこれを……』

テルゼ『あの人達の味覚は個性的なんだよ……!何時だかはリンゴジュースをホットで飲んでたんだぞ!?不可思議にもほどがあるだろ!

おしることいったらホット!コーラだったらコールド!これが常識なの!

シード『……だったら何故全ての品目でホットとコールドの両方を揃えているんだ(汗)。ここの自販機は』

テルゼ『そりゃ、ああいう愉快な嗜好の客層を相手に商売をしなけりゃならないからだよ。まったく……本当にこの国の天魔は揃いも揃ってわがままだからな……』

シード『お前もな

テルゼ『おや?まてよ……そもそもケルバルライ卿はともかく、サダルスード卿は僕がホットでおしるこを買っているところを見た事があるはずだぞ……おのれあの性悪公爵。はめやがったな……』

シード『(嫌な瘴気を発し始めた友人にややビビリつつ)……ああ、そのあたりを詳しく確認しなかった俺にも責任はあるだろうから、今回の代金は俺の方でもつが……』

テルゼ『(苦笑して)別にいいよ。君もおでん缶をコールドで買わされたみたいだしね。温め直して頂くとしよう』



◆◆◆



めでたし。めでたくもなし。

天魔の皆さんは基本的には自分で買い物をするという習慣がないので、自販機で地味に小銭を使う事を楽しんでいるらしい。絵面を想像してみるとなかなかシュールな光景ですが。



以下は例によって拍手のお返事になります。

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(20:43)

2009年03月25日



『けっこう。それではよいお返事を期待しておりますよ』



♪~ひるまのぉ~ぱぱぁはぁ~ちょっとぉお~ちがうぅう~♪

♪~ひるまのぉ~ぱぱぁ~はぁ~おとこぉだぜぇええ~♪



まだパパではありませんが、気分的には15歳にして保護者気分の殿下(10はサバをよんでいると大評判。本人涙目)の恫喝外交お仕事モード時。

前回のオールバック仕様が妙に好評だった為、いっそ国防軍の軍服着用時はあの髪型で統一しようかとも思いましたが、ちょうどすぐ下の記事が『タイタニア』では、どうにもいらん誤解を招きそうなので、今回は前髪を下ろしてもらいました。



シード君あたりの感覚だと、むしろ史河や綾葉とにょほにょほまったりしている時の方がレアで、常日頃見慣れているのは、こういうちょいとばかり毒を含んだ視線の似合う雰囲気の殿下だったりします。



殿下というと、よくSSや短編にある通り、やたらデスクワークでヒィヒィ言っているイメージがありますが、基本的にはどういう仕事をしているかといえば、本人が度々口にしているように、外面の良さを生かした人間界への『営業』(国際レベルの渉外全般。時には戦争未満の火消しも行う。その実行部隊が〈ティル・ナ・ノーグ〉以下の特務艦隊)と、貴族に名を連ねている高位天魔の監査(さながら水戸黄門)を中心に、『世界の現世利益に関わる事項全般』……という感じなので、普通の国の尺度で見た分には、皇子様というよりは、ほとんど彼が事実上の王様か、あるいは宰相か、というようなポジショニングで活動しています。

……イメージとしては、漫画版『シュヴァリエ』のポンパドール夫人あたりを想像して頂くと分かりやすいかと。特にそれらしい肩書きを持っているわけではないのに、やる事が冴えているからみんなが頼ってくるという。(※なので、正式な宰相は別にまた優秀なのがきちんといる)



加えて、もともと政治的な実権を得る前から、彼を担ぎ出した連中が『天地人調和の象徴』として売り込みまくったので、単純な人間界における知名度に関しては、よほど親父達より有名だったりする。



だったら主権者であるダレフ達は何をやっているんじゃ?という話になりますが、奴やリフ、ラフィーの旦那といったレベルになると、今度は『現世利益以上の事項全般』という、なにやら余人には計り知れない超常領域の支配を色々と司っていて、詳細については殿下も(現時点では)理解の範囲外にある為、端からどんなに仕事をしていないように見えても、迂闊に『仕事しろよ』とつっこめないのは、このようなところに理由がある模様。



このあたりの話はいつかどこかでちゃんと書かなければいけないなぁ、と思いつつ、いつまでたっても増えない設定解説ページ……(汗)

つーか、そもそも人によっては『魔王(皇)』と『航宙戦艦』の二つの単語が並んでいるだけで、違和感マックスだろうし。でも扱う分にはSF……というかスペオペとファンタジーって、結構親和性高いネタなんですよね。



イラストにしても、ちゃんと線を整理して色をのせたものを上げたいところですが、下のジュスラン卿といい、走り書きのまま写メール状態が続いていてすみません(汗)。

つーか早いところまともな更新をしてトップを取り替えないと……



拍手ありがとうございます。

以下は例によってメッセージつきだった方へのお返事です。

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(20:25)

2009年03月24日

……期末決算を迎え絵に描いたような修羅場の様相を見せる『世界の頂』では、相変わらずこの国の皇太子が煮詰まっていた。



テルゼ『……(黙々とサインをしながら)……』

シード『……(黙々と書類を渡しながら)……』

テルゼ『……例えばさ……

シード『なんだ』

テルゼ『僕が今抱えている案件の一個でもエリフォン兄さんに任せたら、どうなると思う?

ほら、この軍部がクーデターを起こして、主権を乗っ取った国とか。以前の国家元首を支援している地下組織から、めぐりめぐって僕のところまでその惨状ぶりとお涙頂戴な軍事・経済諸々含めた支援要請が届いてきているわけだけど……』

シード『……おそらくあの方一人が観光気分で出向いていって……それで全てが終わるだろうな。

その日のうちに件の国は消えるんじゃないか?星ごと

テルゼ『…………』

シード『まぁ、どうしても面倒になったら、万分の一の奇跡を信じて頼んでみるのもいいだろう。それもまた運命というものだ』

テルゼ『(明後日の方を見て)……ああ、わかっているさ……ただ言ってみただけさ……ふふ……』

シード『(そこであえて放り出さないのが、こいつがこいつである所以なんだよな……)まぁ今は出来る事から消化していって……』

テルゼ『……そこでだ

シード『ん?』

テルゼ『事業規模に対して、余りに人材が不足しているこの組織の現状を打開する名案を思いついた』

シード『ほう。聞こうじゃないか』

テルゼ『どこのご近所にも一人はいる『自称:神』ないし『神志望者』を集めてきて、シフト制で世界運営に参与させるのはどうだろう?

名付けて『そんなになりたきゃやってみろ・今日から君も覇王様大作戦』……』

シード『……わかった。今衛生兵を呼ぶからな

テルゼ『人の話は最後まで聞けよ。

彼等はその能力が高いだけに、死をもってしか更正させにくい場合が殆どだが、だからと言ってあっさり殺してしまったり、社会から抹殺してしまうにはあまりに惜しい才能だ。

故に更正の一つのチャンスとして、実際に自分がどこまでの事が出来るか、世界の厳しさを体験させるというのは良い方法だと思うのだけれども……いわゆるインターンシップだな

シード『そんな物騒極まりないインターンシップを実施する呑気な組織がどこにある。それを良いアイデアだと思っている時点でお前の頭が疲れているいい証拠になるな。休憩しよう

テルゼ『(不満げに)わかった……そうしよう。

じゃあ、シード。そこの角からおしるこドリンク買ってきて

シード『???……おし……るこ?だと?』

テルゼ『君はまだ知らないのか?この執務室を出てから、廊下を真っ直ぐ進んで右の角を曲がると自販機があるから。はい。カード』

シード『何故宮殿に自販機が……(汗)

テルゼ『僕が作らせたの。結構評判いいんだけど。あ、おしるこはくれぐれも白玉入りの方を買ってきてね。気をつけてよ

シード『………………』



……『この宮殿を伏魔殿だという割には、結構好き勝手に改造して楽しんでいるじゃないか』、と謹厳実直な元副官は言葉にこそ出さなかったが、『やっぱりコイツもあの道楽魔皇の一族だよな』としみじみ思うのだった……



シード『……最近は『らーめん』やら『おでん』も自販機で買えるのか……俺も話の種に何か一つ買っていくか』



◆◆◆



管理人もかなり煮詰まっています……連休ってどこにあったのかしら。


(09:05)

2009年03月23日

創作キャラをカラオケの放り込んでみた・番外編

『ギザギザハートの子守唄』のフシで『影薄テルゼの子守唄』



ちっちゃな頃から強者(つわもの)で

15で『魔王』と呼ばれたよ

手にした か黒き大剣で

近づく敵みな 斬り捨てた



Ah わかってくれよ たのむから

全然 俺は悪くない

何故 ここまで 目立たない(涙)

影薄 テルゼの 子守唄



親父の存在でかすぎて

伯父にも頭があがらない

パンピー史河にも 負かされて

人気投票 ビリっけつ



Ah わかってくれよ たのむから

俺ってけっこう 「いい奴」さ

「性格破綻者」 呼ばないで(泣)

影薄 テルゼの 子守唄



設定当初はハンサムで

性格温厚 高収入

腕っ節も最高で

「完全無欠」と 言われてた



Ah わかってくれよ たのむから

とっても俺って 「できる奴」

周りが偉大 過ぎるだけ(苦)

影薄 テルゼの 子守唄



金を稼げば使われて

面倒ばかりに巻き込まれ

年の割りに 「老けてる」と

三十路の叔父に 笑われて



Ah わかってくれよ たのむから

俺はティーンさ まだ若い

かえせよ 俺の青春を(哀)

影薄 テルゼの 子守唄



女運にも恵まれず

いつも引き立て役ばかり

親父が綺麗 過ぎるから

あらぬ疑い かけられて



Ah わかってくれよ たのむから

俺は 「そういう奴」 じゃない

心も身体も 健全だ(怒)

影薄 テルゼの 子守唄



◆◆◆



『エンハイ』本編の再構成をするつもりで、発掘したノートの中から発見したブツ。

昔は創作関連でこういうアホな替え歌をよく作っておりまして、これはまだテルゼの殿下が『没個性の貴公子(ドナドナ皇子)』で通っていた頃に作成されたうちの1曲です。なんか色々と全面的に酷いですね。

活動がオンラインメインに移ってからというもの、殿下の待遇はすこぶるつきに良くなったなぁ……としみじみ思います。(代わりに最近はルカさんの没落ぶりが酷いですが・汗)

ちなみに原曲の歌詞は4番までなので、カラオケで歌おうとすると余ります。


(20:37)

2009年03月22日

リンク先の巡回をしていたら、またしても『カオスレギオン同盟』が消えている……ッ!(サイトのあったサーバ自体のサービスが終了した模様・汗)



まぁ、これまで形だけでもサイトが存在していた事自体、奇跡といえば奇跡だったのですが……このまま消滅だと、やはり寂しいものがありますね。



前回同様、しばらく様子を見て復活の兆しがないようでしたら、私が新たに同盟サイトを作成してもいいかな、と思ってはいるのですが、正直もう需要は見込めそうにない気もするし……どうしたものか。

作品自体の評価はそこそこあるのに、不思議なくらいサイトもサークルもないんだよなぁ……『カオスレギオン』(『シュヴァリエ』や『ファフナー』もそう多いとは言えませんが、検索サイトにジャンルが存在するだけマシというもので、過疎っぷりは比較にならない)。



……なんか、逆に創作意欲が沸いてきましたよ。(!)


(21:59)

2009年03月20日

テルゼ『(『世界の頂』内の執務室で決済が必要な書類にサインをしつつ)……足りない

シード『ん?今日までにお前の承認が必要なものは、ここに全て揃えたはずだが……』

テルゼ『違う!そうではなく!君は気がつかないのか!?今の僕には『清楚で可憐なカウンセラー』が足りていない!

シード『……は?(汗)

テルゼ『……『軍事に明るい茶飲み友達』と、『遊び甲斐のある副官』のポジションは君が兼任しているからよしとしよう。その代わりに『精神浄化装置』もバリエーション違いで二つ付けてもらっているから文句は無い。

ただ!何故か!一番肝心な!視聴者と僕の目の保養になる『華』が、この僕の半径5メートル以内の人間関係に不足しているんだよ!

なんというか、これって作品にとっちゃ『水戸黄門』に由美か●るが出ていないぐらいの失点だと思わないか!?

シード『そ、そうなのか……?

というか、なんだよ『遊び甲斐のある副官』て。お前、さりげなく問題発言していないか

テルゼ『(←聞いていない)そもそもうちの話は女性キャラの登場率が『ウルカヌスの柩』と比べて低過ぎるんだ……向こうは神父のくせにフェロモン全開で両手に花を抱えている状態だっていうのに、何故僕には女官の一人もいないのか……神様、あまりにも不公平じゃありませんか?

シード『いや、お前が自分で断ってるんだろ。設定上。希望者を募ればいくらだって集まると思うぞ……っていうか、祈るなよ。そこの神。

テルゼ『そうだよ……わかってるさ……フツーの女の子が僕なんかに仕えた日には、だいたいが巻き添え食らって毒殺か爆殺だよ……殺してしまうとわかっていて、側におくほど僕だって人非人じゃあない。

でもさ……だからこそさ……綺麗なお庭でアンニュイ気分に浸りたい時だってあるじゃない!?

今まで僕がこの国の為に良心を売っぱらって提案したあの作戦やらこの作戦やらの後、『また沢山人が死んだよ……』とか俯き加減に呟いたとして、『セイクリッド様は頑張りましたもの』とか何とか殊勝で可愛い励ましをしてくれる人がいただろうか!』

シード『……『いやぁ流石は兄貴の息子だな!やる事が本気で鬼だわ!グッジョブ!最高!』と傷口に塩を塗り込むKYな上司はいたがな……』

テルゼ『……いやもう本当に、滅ぼしてやろうかな、この国。〈世界の頂〉は洒落でもなんでもなく魔皇の城だし、茶ばかり啜って仕事をしないバカが確実に一名はいるし。

ふふふ……まあその気になれば簡単だよね……僕が仕事しなけりゃいいんだし。(ほの暗い笑み)』

シード『……可愛いかどうかはともかく、今のお前には確かにカウンセラーが必要かもしれないな……

衛生兵!衛生兵はいるか!』



銀河を、誰かの手に。(訳:普通の男の子に戻りたいです)



◆◆◆



凄く読者が限られるネタですみません……以前に某様に『エンハイ』と『タイタニア』の共通性について言及された時、『軍服の兄ちゃんと宇宙戦艦?』ぐらいしか思いつかず、根本的な作風の違いからすぐにはピンとこなかったのですが(一応ほら、『エンハイ』は作者本人はファンタジーだと思って書いているし)、その後、二次創作とかちょこちょこ考えているうちに、宇宙戦艦云々よりも、むしろ主人公とその周辺のキャラ配置がとても似ている事に気がつきました。はい。



そりゃ四公爵で一番ジュスラン卿が好きになるはずだよ……視点人物で心理描写が緻密だというのも勿論あるでしょうけれど、とにかく感情移入がしやすいんだもの(ちなみに次点はイドリス卿)。

小説の1巻を読んだ時点でもなんとなく引っかかるものがあったのですが、3巻に至ってジュスラン卿がウラニボルグを追い出される展開には、正直な話『どうしよう……(汗)』と思いましたよ!実はシードと殿下は従兄弟同士だった、とかギリギリ感あふれる裏設定、整理時に消しておいて心底良かったね自分!



しかしカウンセラーポジションは嫁候補として盲点だったな、と。殿下はああ見えてプライドが高く強情っぱりのところがあるので、同性のシードの前じゃ言えない本音をこぼしたい事もあるでしょうに……ごめんね、気の効かない作者で。今後もきかせる気は無いけど(酷)。


(23:19)

2009年03月19日

ジルジャンヌスキーにとっては、もはやバイブルとも言える作品である、ミシェル・トゥルニエの『聖女ジャンヌと悪魔ジル』をとうとう入手する事が出来ました。



絶版本なので、通常の書店ではもはや取り寄せは不可能。探せど探せど見つからず、オンラインの新中古書店に入荷されるのを気長に待ち続けていたのですが、今週になって入荷連絡がメールボックスに入っているのに気がつき、即行で注文。送料が商品より高いのがちともったいなかったので、ついでに『魔界都市ブルース』の短編集もつけたりするあたり、なんか非常に嗜好の分かりやすい客と化していました(笑)。



うーん……新宿のお煎餅屋さんやお医者さんは、やっぱり末弥純さんの重厚な油絵で表現されていた方が、しっくりくるなぁ。最近のデスノ絵の方は、二次元美形としてあまりにもキャッチー過ぎるというかなんというか。まぁ、好みの問題なんでしょうけれど。



肝心のミシェル・トゥルニエの方は、まださらっと読んだだけですが、その内容をごく分かりやすく要約すると、理想の聖女様に心酔する純朴でヘタレな元帥のお話です(笑)。

全編通して元帥の一方通行な情熱の空回っている感じが、両想い幻想派にとっちゃ読んでいて微妙に痛いわけですが(更にうちの設定の場合、ジル→ジャンヌ、というよりは、ジャンヌ→ジルのニュアンスが強いし)、そんな苦笑いの嵐の中に、うちの設定に置き換えると凄まじく萌えるシーンがあるので、今度幕間扱いで書いてみようかと思っています。へへへ。きたねコレ。


(21:58)