2005年04月

2005年04月24日

二度目の正直にして、今度こそ必要不可欠なものを入手して参りました(といっても、あの『星矢』のソフトだって私の萌えルギー供給に一役買ってくれているのだから、精神衛生上、必要なものである、と言えない事はないと思う)



いくらキャンペーン値段で若干お徳価格に設定されているとは言え、PS2の新品ソフトを買ったばかり&来月イベント参加を控えている身としては、なかなか堪える出費であったよ……ふふふ。



さて、大枚叩いたからには、これを死に金にするわけにはいくまいて……というわけで、時が満ちた今、先日宣言した通り、当館は本日より全面改装の準備に入りたいと思います。

また、さらにオフの作業の締め切りが控えておりますので、今後更新は確実に遅滞する事になると思われますが、ご了承下さいませ。



また、更新履歴のページでさらりと呟いておりましたが、この改装を機に『ギルティギア』のページは閉鎖、希望によっては無期休止とする考えでおります。



あのしょうもない落書きが最後の更新内容かと思うと少しアレですが……(汗)この日記を見る限りでも、サイト開始当初から、他ジャンルとの熱の差は歴然としていますからね……『ギルティ』のお客様には申し訳ないですが、既に当該ジャンルに対して管理人は『萌え』つきてしまったようです(白)。



ちなみに『カオレギ』は今後も続投予定です。オフを含めて(苦笑)。

少なくとも5月中には1冊を決着させたい(……って、以下続刊するつもりですか!?L´さん)。


(00:13)

2005年04月20日

……になりますが、『BlueMist』様の『人造生命体複数のお題』よりインスパイアされた創作小説の連載がブログにて開始されました。

ちなみに『お題』の数は、指定されたものの中から、5の倍数で使用する旨が規約にて設定されているので、それが30になるか(いや、それは一話当たりに費やすページ数から言って無理だから)、はたまた5に留まるか(予感濃厚)、それは管理人の気まぐれ次第です。(そもそもこのサイトの運営・存続が管理人の気まぐれ次第なのですが)



サイトの未開通ページも地味~に工事を進めております。

需要と供給のバランスがとれているか甚だ怪しい更新内容が続いておりますが、生温かく見守って頂けるとありがたいです。


(21:01)

2005年04月19日

「丁度良かった。これを」

 言ってシードは少年の手をさっと取り上げ、その手にぽんと持っていた小包を置いた。

「……なんだい?これは」

 目の前の人物には不似合いすぎる代物に、テルゼは怪訝な顔をする。

「差し入れだ。ただし、あいつが作ったものだから、味は保証できん」

「へぇ。彼女が?」

 事務的な口調でそう告げられて、テルゼはさっそく、中身を確認するため封を切った。

 甘く香ばしい香りが鼻腔に漂ってくる。

「美味しそうなクッキーじゃないか。ふふ、ありがとう」

「お前にそう言われれば、あいつも誇らしいことだろう。

 ……それじゃ俺はこれで」

 愛想の欠片も無く、そそくさと立ち去ろうとした軍服姿の長身に、

「シード」

 テルゼはすかさず「まった」をかけた。

「つれないな。

 せっかく久しぶりに会ったんだ。少しぐらい話していけよ」

「しかし俺の使命は差し入れを届ける事であり、それはつつがなく果たされたわけであって……」

「どうせ楽屋まで来るつもりだったんだろう?寄ってけって」

 もっともらしい理由を立て板に水の滑らかさで並べようとする相手にぴしゃりと言ってのけると、ふいに少年の無邪気に輝いていたつぶらな瞳はすっと窄まった。

「……それに、話したい事があるんじゃなかったのか?僕に」

 それはシードがよく見慣れた、友人のもう一つの姿、もう一つの表情への変化だった。

 紫紺の瞳に見据えられて、顔は相変わらず見事なまでの無表情を保ったままであったが、シードは内心どきりとする。

 わずかの間、逡巡の色を瞳にちらつかせてから、彼は軽く溜息をつき、

「お見通し、だな」

 観念にしたように言った。



 こういった洞察力の鋭さは、さすが〈全知神〉の御子、と言ったところか。保護欲を誘う愛らしい笑顔の下に、在りし日には〈卓上の名将〉と呼ばれた、したたかな策士の影が見え隠れする。この甘やかな仮面に惑わされ、闇に葬られる事となった者の名を、彼は何人も知っていた。

 
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(21:11)

2005年04月18日

 この惑星最大の大陸上、〈Eブロック〉と呼ばれる地域に、その巨大構造物群は存在していた。

 それらの外観はいかなる超技術を使ったものか、完全な球形を取っており、見た限り窓や出入り口の類は一切見当たらない。その巨大な水晶球を思わせる威容が、陽光を反射しながら常に地上数百メートル以上の空中を浮遊している様相は、この国に初めて訪れた者に対し、常に驚きと只ならぬ感心とを提供し続けている。

 はたして、着工当時から中空にて辺りを睥睨していたのか、それともあらかじめ地上で完成させたものを浮上させたのか──どちらにしろ、その維持システムおよび動力の原理は一切不明──とはいえ、例えそこに費やされた技術理論の全てが白日の下にさらされたところで、人間の知識で理解・再現出来るものであるかは、甚だ疑わしい。

 それぞれの球の内部には、国の主だった官庁機関が機能しており、外観からは考えられぬほど近代的かつ洗練された設備が整えられたオフィスには、内外から転移装置を介し、常時数千人からなる高級官僚や臣民が出入りしている。

 その中心に位置し、空中都市を末端まで統括する最大の水晶球こそ〈世界の頂〉と呼ばれし皇国の中枢──首座魔皇〈全知神〉ダレンフィムの居城である。



 これ自体が一つの都市とも言える大宮殿の一画。現在、異界より特別な客人を迎え、国を挙げての舞台準備に忙しい、人々が行きかう空中回廊に、彼はいた。

 手には何やら〈ファンシー〉な小包を抱え、とある場所へと向かい急いでいる。そんな彼に、すれ違う人々は皆一様に好奇の視線を投げかけていた。

 ……いたしかたあるまい。自分のこの姿が、とりたてて気配を消そうと努力しない限り、否応にも人目を引くのは重々承知している。

 加えて今、この手の中にある物品ときた。

 ピンクの薄紙にフリフリレース、藤色のリボン(造花付)で装飾された乙女街道まっしぐらなそれは、また運搬者とのギャップと相まって、人々の興味をそそるのに充分な様相を呈している。

 目を向けるものに罪はない。わかっていはいるが、それにしてもわずらわしい。

(やっかいなものを引き受けてしまった……)

 溜息一つ。彼の足取りはさらに速くなった。

 
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(21:27)
気力が残っているうちに、さっそくトップを三バカ魔皇(詳細は創作ページ『エンペラーズ・ハイ』参照)に変更。原画は実に六年以上前の骨董品(……)、それを現在の塗り方でリニューアル……というより、既に『過去の自分』という名の他人様とのコラボレーションに近い感覚ですね。微妙に現在と線の引き方が違うので、それに合わせて現在の手法で完成させるのは意外と手間でした。



さて、版権の更新予定はというと、オフで例の四月馬鹿本を抱えている以上、しばらく動きがとりにくいのですが、何気に『星矢』の描きかけの線画が手元にあったりします……



……すいませんすいませんッ!『カオレギ』はともかく、それこそ『ギルティ』は二ヶ月以上更新していないのに(土下座)。

でも(色んな意味で)描きやすいんだもんッ!それこそよっぽど『ファフナー』キャラよりも!(平井絵はもう似せるのはすっかり諦めモードです……私が議長を描いても、どっかの光源氏魔皇の双子の弟にしか見えないという罠・滅)そりゃあの衣装だけは、どうにもこうにも難儀しますが、サガ様の場合は法衣姿に逃げるという事も可能なのでvV



今、管理人は、次のトップを『世界一美しい(元)枢機卿と(偽)教皇』の二人で飾るという密かな野望を抱いております(にやり)



ところで、『星矢』のゲームをプレイしながらふと思ったファンの独り言。



『ギルティ』の新作、まだ?(痛)

正直、作品に対する萌えルギーを持続させるのが結構辛くなってきた今日この頃……


(20:55)

2005年04月17日

あるところに、誰もが羨む才色兼備なコーディネーターのカップルがおりました。

女性ながら闊達な『彼女』は優秀な軍人として、穏やかな人柄の『彼氏』は遺伝子工学の権威として一目置かれ、それぞれの分野で活躍しておりました。



しかしそんな誰もが羨むような二人にも、悩みはありました。



彼女『子供好きな貴方には悪いけれど……私達の間にはどうしたって子供は出来ないわ』

彼氏『そんなこと……試して見なければ分からないさ』

彼女『試すも何も。私の身体の事はご存知でしょう?』

彼氏『私を誰と思っているのだね。私は数多の智を司る全知神……じゃない、遺伝子工学の専門家なのだよ?他の男には不可能であっても、私には打てる手段もある』



しばらくして、彼氏は評議会のメンバーとして多忙を極めるようになり、彼女もまた軍務を抱える身ですから、彼氏と時間を共にするのは次第に減っていきました。



顔を合わせなくなってから季節が一回りも二周りした頃、突然、彼氏から彼女のもとへ連絡が入りました。



『君にどうしても会って欲しい人間がいるのだよ。時間はとれないかね?』



指定された場所へ彼女が来て見ると、そこには久々に見る彼氏と、その影に隠れるようにして立っている小さな影が一つ。



『……その子は?』

おずおずとこちらを見上げるその瞳は、彼女と欲似た、空の色。

ゆるやかなウェーブを描く黄金の髪も、どこか見慣れた気がするのは何故だろう?



互いの表情を不思議そうに窺っている二人に、彼氏は何時になく嬉しそうな、まるで練りに練った悪戯が成功した少年のような顔と口調で言いました。



『君と私の子供だよ』と。
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(01:00)

2005年04月16日

先週から(ようやく)加速度的に主人公らしくなっていくシンちゃんと、悲劇のヒロイン街道を突っ走っている『21世紀のフォウ・ムラサメ』ことステラちゃんに『純愛っていいね』としみじみ思いつつ、『でもシメはやっぱりキララクの毒電波カップルなのね……』と脱力してしまう管理人の本命はあくまでデュランダル議長×タリア艦長(またしてもマイナー……)なのです、こんばんは。



『プロの作る作品としては、大元で破綻しまくっている』と常々評価しながら、新EDでラブラブしているいい大人二人に、うっかり萌えを感じてしまった私は所詮同人女ですか、そうですか……フッ(遠い目)

破局説がやたらと濃厚なギルタリですが(第2期のOPがアレだったしね)、紆余曲折があっても、出来ればオチはハッピーエンドであって欲しいと思います……というか、この作品、色々な意味で安心して見られる要素少な過ぎ(汗)。コアな部分ではやたら変な『お約束』が多かったりするけど。



個人的には、オーソドックスな手法でも、テーマを物語できちんと語れる作品の方が、よほど視聴者の好感が得られると思うのですがね(それを王道という)。

人間関係を筆頭に、変にドライでシビアな現代風味に仕立て上げようとするから、逆に作品からどんどんリアリティが失われていっているのではなかろうかと……非現実的な世界観を描くSF系やファンタジー系の作品で、登場人物に好感が持てない&感情移入出来ない、というのは、ちょっと……ね。(単に私の感性に問題があるのか。でも心理描写が下手なのは誰が見ても明白でしょう、この作品)



いっそ思い切って構成作家変えません?(←多分禁句だからそれ)



とか文句を言いつつ、他にリアルタイムで見れる作品がないので、毎週チャンネルロックしてしまう私に誰か萌えルギーを下さい(ワガママだなオイ)



仕方ない、またPS2の電源でも入れるか……










(20:16)
↑まだ10代のお友達へ。『小宇宙』は『しょううちゅう』ではなく、ここでは『コスモ』と読むのだよ。



いい加減、あの味も素っ気もないトップページを更新の度確認するのも寂しくなってきたので、今持てる技術と時間の全てでデザインの変更を行いました。初代トップはバナーにもなっている、うちの若神様で。他のページも壁紙がついたり、微妙に内容に変更が見られます。



ところで。



今回の更新の際、初めて標準ソフトであるインターネットエクスプローラー以外のブラウザ──『ネットスケープ』を使って(こんな高性能なソフトが無料でダウンロード出来るんですね……いい時代になったものだ)自分のサイトを見てみたのですが……ちゃんとイラスト表示されているじゃん。(驚)



どこの誰ですか、ワード仕様のサイトはマイクロソフト傘下のマシンとブラウザでなければ、廃墟しか表示されないと私に吹き込んだのはッ!?(おかげで大ッ恥だよL´さん……)



また、サイトをオープンする前から、よく『IE&Windowsのコンビネーションで作成されたサイトは、ネスケで表示するとレイアウトがガッタガタに崩れる』と聞いていて、非常に気にしていたのですが、リンクページなどごく一部を除けば、特に目立った破綻も見られず、閲覧に支障をきたすほどではない……というか、むしろIEではどうしても解消されなかった文字化けがなくなっていたりと、『何気にネスケの方がブラウザとして優秀なんじゃ……』と思い出す始末。



そんなわけで、トップページのブラウザに関する注意書きは今回をもって消滅しました。

いまだMACに関してはサポート外ですが、何はともあれ、ネスケ使用のお客様、以後もよろしくご贔屓にお願い致します。



でもやっぱりビルダーは欲しいな……


(16:42)

2005年04月14日

『ファフナー』の設定資料集……ではなく、HPビルダー……でもなく、『聖闘士星矢』のPS2ソフト『聖域十二宮編』を。



……いっ、いいじゃないか!『感情に従って行動する事は、人間として正しい生き方だ』ってヒイロ君(管理人の歴代最愛作品の一つである『ガンダムW』の過激にイカス硬派な主人公)も言ってたしさぁあッ!←誰に向かって逆ギレしているんですかアナタ。



購入当日で既に十二宮を二周し、黄金聖闘士全員+α(一部隠しキャラ)を使用出来るようになっています。



もちろんあの双子座ことサガ様も、です。

いやぁ、やっぱり黒でも白でもカッコイイッvV

あの威風堂々として、均整の取れた美しいバディをグリグリ動かせるこの快感。

基本的ながら、たまりません。



ポリゴンが一世代前の仕様である事を除けば(『カオレギ』や『DMC』をやった後にプレイすると、少しばかりその落差に凹みます…)演出が細やかで、(格ゲーとは思えないほどムービーシーン多し。しかも全て古谷徹さんを筆頭に豪華オリジナルキャストによるフルボイス。映像がたとえアレだろうが、これだけストーリーに感情移入できるのだから、本職の声優さん+的確な演出のハマリ具合が織り成すエンターテイメントは素晴らしいですね。←見習おうよ、最近のゲーム業界や某アニメ。)キャラゲーとしてはかなりファンのツボを的確についている一品だと言えるのではないでしょうか。



少なくとも私的には、もうサガ様になってボコったり、ボコられたり出来るだけで大満足です(笑)



もはや『ボコられる事すら快感を覚える』という不思議ソフト…



今後数少ない私のキュアーアイテムとなってくれそうです。




(22:23)

2005年04月10日

更新の方は無事片付きましたがね。

カオレギページの方にフリートークを追加しておきました。今回は珍しくドラっちオンリーではなく、仲良し三人組全員を取り上げています。作品終了でカオレギの話題に飢えている方に少しでも楽しんで頂けたら幸いです。



本日の添付イラストは見ようによってはカイ団長にも見える主人公殿下短髪バージョン。

サイト上ではちょっとアレな彼ですが、近日中にはシリアスな本来の姿をお披露目出来る……はずです多分(汗)



さて、未だかっ散らかったままの部屋でこの日記をつらつらと打ち込んでいる管理人ですが、現在の生活スペースの容量的に、そろそろ『整理整頓』をするのも限界なのかもしれません。不必要なものは処分していかないと。

毎日使える時間が限られてくると、今本当になくては困るもの、というのは案外少ないものだという事に気がつかされます。

しかしやはり捨てるにはちょっともったいないなぁ……と思ってしまうのが人間なんですよね(苦笑)特に同人誌とか。



同人誌と言えば、原稿進んでないなぁ(汗)

冒頭部分でリテイクばかりしていないで、まずは書き上げない事には話になりませんからね。クオリティの調整はその後の話。

ちょうど『本番』手前でお話はストップしています。

単にその手のシーンを書きなれていない、というのもありますが、おそらくそれ以上に現行で(自前キャラを抜かせば)最愛のうさ様の神聖領域へ踏む込む行為に対して、ジー君と一緒に著者が動揺しまくっているせいかもしれません(苦笑)



とかウダウダしているうちに、日付が変わってしまった……とりあえず寝る場所だけは確保せねば(涙)




(00:01)